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Channel: スポーツナビ+ タグ:山本皓大
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第87回センバツ10日目の展望

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■9日目結果1.大阪桐蔭(大阪) 5-3 常総学院(茨城) 2.敦賀気比(福井) 4x-3静岡(静岡)3.浦和学院(埼玉) 5-0 県岐阜商(岐阜)4.東海大四(北海道)1-0 健大高崎(群馬)  1試合目は予想通りの好ゲーム。常総ペースでしたが、1つのエラーから流れは完全に桐蔭へ。ああいう隙は桐蔭逃さないですからね・・・。福田、吉沢が復活したのも大きかったですし、上位打線の奮起にも期待です。田中は序盤制球が定まらず奪三振も0でしたが、低めにコースを突く投球で粘り切りました。夏の経験も大きかったですが、田中以外を使うのは難しそうです。常総は荒原の長打で石井が帰れなかったのが最後まで響きましたね。4点目取れてれば常総が勝ってたかもですが、そうはさせない桐蔭の守備。ホントちょっとした差ですけど、守備の細かいミスが勝敗を分けましたね。茨城は夏も鈴木がいる限りはおそらく常総でしょうが、霞ヶ浦、藤代、明秀日立あたりがどこまでやれるか。秋は接戦も多かっただけに面白そうです。 2試合目も好ゲームになりましたが、静岡は7回のスクイズが痛かったですね・・・。その前に村松も外野フライを打っていましたし、左打者というのもありましたが・・・。それでも村松の好投は夏につながりますし、夏に期待です。気比は流れが行ったり来たりででしたが、要所で平沼が三振を取り流れを呼び戻しました。さすがに経験値の高い右腕です。雨の中で難しい試合になりましたが、これでチームもまた一伸びするでしょう。林中が2試合連続決勝打と乗ってきたのが大きいですが、この先は山本の復調がカギか。 3試合目は両エース先発でしたが、守備力の差が出たかな・・・。まあ、立ち上がりの悪さは江口らしかったですが(笑)、要所締めるのもいつもの江口でした。西野も相変わらずの強肩ぶりで江口を救いました。今年の浦学らしい終盤にしっかり相手を捕らえる修正力の高さが際立っていたと思います。ホントに野球脳の高さというか、今年は野球を知っている選手が多いですし、下位打線は2年前より絶対上なのは確信しました。森さんのスクイズ采配失敗を選手が打って補うのも伝統なのかはわからないですが・・・。秋の地区初戦から見てたものとしては1試合ずつ成長してるのが見えて気持が良いです。県岐阜商は初回に点を取れなかったのが全て。平安も大曲工も初回に崩すチャンスがありながら、後1点足りなかったのは江口-西野バッテリーと守備力の高さなのかなと。高橋は全国を知りましたね。この経験を夏にどう生かして戻ってくるのか。高橋包囲網もあるでしょうが、夏に是非戻ってきてほしい投手です。 4試合目はどちらも連投を避けて、橋詰と権の先発でした。秋の起用法を考えると東海の権先発は意外でしたが、大澤を無理させなかったのは東海の大脇監督の英断でしたし、それが大当たりでした。そして代打吉田の起用も当たりと東海は勝つならこれしかない試合でした。そして大澤は最後を上手く締めたと。むしろ健大戦の方が力が抜けて良いボールが来ていましたし、権と球速差があったので、健大も翻弄されましたね。21世紀枠2校の大応援団に比べれば健大の足のプレッシャーは屁でもなかったのかも・・・。そして、神宮の再戦である浦和学院戦。あの試合は見ていますが東海の完敗の一言でしたので、この5カ月の成長を見せる場になりましたし、中1日空く事で大澤の調子がどこまで戻るかでしょう。健大は天理戦からあやしかったですけど、自分たちの武器である足に自らおぼれましたね・・・。橋詰先発は想定内で1失点は合格点ですし、川井も好投で好守備もあり。ここまでは全く悪くないですが、自分たちのウリの走塁に落とし穴があったとは。選手たちや青柳監督はちょっと相手をなめていたと思いますし、顔から見てももう少し盗塁できると思っていたのでしょう。国体で1度やっていたのも大きかったかもしれませんね。盗塁というのはあくまで奇策であり1つの手段でしかないので、目的になっては意味がないですし、打てない上に対策まで立てられたら止められるに決まっています。昨日の負けは必然でしたし、この野球ならば夏は桐生第一かもしれないなぁ・・・。それでは、第87回センバツ10日目準決勝の展望です。■10日目●準決勝1.大阪桐蔭(大阪)- 敦賀気比(福井)昨夏準決勝の再戦となりました。順当に行けば両エースの先発だと思いますが、両監督の投手起用に注目。桐蔭は福田、気比は林中と打ってほしい選手の打撃が復調してきたので、ここまで音のない桐蔭の青柳、気比の山本の二人の打撃の出来がカギを握りそうです。桐蔭も当然平沼の癖を知っているので、それを平沼がどう利用するのか。インコースの使い方が勝敗を分けそうです。ただ、気比は静岡の左腕・村松にあれだけ苦戦しているのを見ると今回も桐蔭が優勢に進めるか。前回のように打撃戦にはならず、3,4点勝負の試合になってくるのかなと。○大阪桐蔭(大阪1位)■注目選手田中 誠也  投手 170・63 左・左 3年  9-1-0 0.67 27回谷口 一樹  捕手 173・73 右・右 3年 10-3-2①吉沢 一翔  一塁 172・74 右・右 2年 11-4-2永広 知紀  二塁 173・74 右・右 2年 11-3-2中山 遥斗  三塁 172・70 右・右 2年 11-1-1福田 光輝  遊撃 175・70 右・左 3年  9-3-2①青柳 昂樹  中堅 182・83 右・右 3年  9-1-1藤井 健平  右翼 175・73 左・左 3年  8-2-2●敦賀気比(福井2位)■注目選手平沼 翔太  投手 178・75 右・左 3年 10-3-3① 0.67 27回海野 隆一朗 投手 177・65 左・左 2年 -山﨑 颯一郎 投手 188・80 右・右 2年 -嘉門 裕介  捕手 170・78 右・右 3年 11-4-1中井 基継  二塁 162・60 右・右 3年  9-2-0篠原 涼   三塁 168・71 右・左 3年 10-4-0林中 勇輝  遊撃 180・68 右・右 2年 11-3-4松本 哲幣  左翼 178・75 右・右 3年  7-3-0山本 皓大  中堅 178・73 左・左 3年 10-0-02.浦和学院(埼玉)- 東海大四(北海道)昨秋の神宮大会での再戦となりました。第45回明治神宮大会高校の部~3日目展望←こちらでも書いてますが、これがまさか役に立とうとは・・・。神宮大会では10-0のコールドで浦和学院が勝っています。この時の展望と一緒になりますが、大四の左打線vs江口・小倉になると思います。ただ、この1日の休みで浦学も健大戦を見て当然策は練るでしょうから、全員で崩しにかかる浦学に小細工は効かないでしょう。東海としては健大戦のように1チャンスを生かし、大澤を頭で使ってもなかなか厳しいので、2投手くらいの継投で大澤につなぎ逃げ切る以外ないと思います。浦学が初回から捉えたら一方的な展開になるかと。97年に函大有斗と春日部共栄が神宮・春・夏と3季連続で対戦しましたが、いずれも春日部共栄が勝利。北海道勢は埼玉勢に1度も勝てたことはありません。東海にとっても一冬越えてどこまで力の差が縮まっているか試すのに絶好の機会ですし、14年前も神宮大会で東福岡に大敗した常総学院が選抜でリベンジしたというのもあります。浦学にとって負けて元々の東海大四が相手は21世紀枠のチーム並にやりにくいでしょうし、神宮大会の時の大澤とはまるで違います。接戦なら東海にもチャンスはありますが、それ以外なら浦学有利でしょう。3点が勝負の目安になると思います。●浦和学院(埼玉1位)■注目選手江口 奨理  投手 170・68 左・左 3年  9-2-1 0.31 29回小倉 匡祐  投手 171・68 左・左 3年  -今村 一登  投手 180・82 右・左 3年  -西野 真也  捕手 174・79 右・右 3年 12-4-2山崎 滉太  一塁 181・86 右・右 3年  8-2-1臺 浩卓   二塁 168・73 右・左 3年  9-2-1諏訪 賢吉  三塁 174・74 右・左 2年 13-6-3津田 翔希  遊撃 173・73 右・右 3年 13-3-1荒木 裕也  左翼 179・83 右・右 3年 12-6-3幸喜 勇諮  中堅 179・76 右・左 2年  9-2-0高橋 司   右翼 171・78 右・左 3年 10-2-0●東海大四(北海道)■注目選手大澤 志意也 投手 174・69 右・左 3年  8-4-0 0.78 23回権 濤源   投手 180・75 左・左 2年  1-0-0 0.00  4回小川 孝平  捕手 170・70 右・左 3年 10-2-0 冨田 勇輝  遊撃 173・68 右・左 3年 11-2-0邵 広基   左翼 178・80 右・左 3年 11-2-2渡瀬 太揮  中堅 159・58 右・左 3年  9-4-0山本 浩平  右翼 176・76 右・左 3年  9-3-0■第87回センバツ記事第87回センバツ1日目の展望第87回センバツ2日目の展望第87回センバツ3日目の展望第87回センバツ4日目の展望第87回センバツ5日目の展望第87回センバツ6日目の展望第87回センバツ7日目の展望第87回センバツ8日目の展望第87回センバツ9日目の展望にほんブログ村にほんブログ村

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